ワインサロン~チリワイン~
2015-8-23
昨日22日は当店で11年続くワイン会でした。今回はチリワインにスポットをあててみました。安くて美味のしい家庭の味方!のイメージを持たれやすいチリワインですが、今はその土地土地に合ったぶどう品種から繊細で上質なワインが沢山生産されています。
乾杯はヴァルディビエソ・ブリュット!白桃のような優しい香り・・・。
シャルマ方式なので泡の寿命はそう長くありませんが果実味のしっかり残るジューシーな一本でした。
白はロス・ヴァスコス・ソーヴィニヨン・ブラン!さ、さわやか~(*´▽`*)
アボカドと海老の甘さを引き締める酸味があり、ニューワールドらしい白。和食でも良く合いそうだと皆さん一致の意見。
クロ・デフ・ピノ・ノワールはチリでも最南端の産地。しかし、ボリューム感たっぷり。色合いも濃く甘いスパイスや赤い果実の香り。濃厚なリエットに良く合いました。
最後はチリならではのカルメネール。これまた甘い香りが印象的ですが、すぐに
カベルネに似た針葉樹のようなピりりとした香りが出てきます。メインのたくましいスペアリブの脂を上手く包んでくれるタンニンも持ち合わせています。
デザートは優しいメロンのジュレに蜂蜜のアイスクリームを添えた一品でした。
次回はチーズとワインの会を予定していますので、興味のある方はお電話ください。
ムーランドールのソムリエ 前田 巻より